家族のいない動物との対話レッスン

本日は
動物と話せるようになるアニマル・コミュニケーション講座
３回目でした。

今期の生徒さんはお二人とも動物のお仕事の関係の方。

通常はおウチの子との対話ですが臨時で
【特定の家族がいない子の場合】のレッスンを行いました。

こんばんは。アニマル・コミュニケーション＠東京
人と動物との心話を結ぶアニマル・コミュニケーターの葉月です。

原則として・・・

許可のない動物とはお話ししない。

という事はマナー中のマナーとしていますが
動物関係のお仕事の場合、ケースによっては
飼育担当者としてのコミュニケーションはO.Kとしています。

今回はコウモリのA君とトイプーの男の子B君。

コウモリのA君は、甘えん坊さん。
担当で、今回アニマル・コミュニケーションをお勉強しいる
CさんにZOKKON♡LOVEです。

その様子を一生懸命に伝えてくれました。

実は、Cさんは最初違う子を考慮していたのですが
どうしても脳裏にA君がチラチラしてきて
脳内アピールだったらしく、晴れてA君チョイス。
きっと他の子も、お話ししたかった子
いっぱいいたのでしょうね～( *´艸｀)

トイプードルのB君は、今回の生徒さんSさんの職場の子。
手が怖くて噛んでしまう子です。

今回、この子の気持ちを知ってあげたいと
自分ちの子を差し置いてでも！なチョイス。

意識を合わせると
自信なさげな表情とSさんへの感謝の気持ちが
伺えました。

どちらの子も、家族はいない子です。

保護犬・保護猫も含め
この様なケースはまれですが
無くはない。

担当者がどう、この子達と向き合う事で
幸せな環境を作れるか
がテーマになって来ます。

例えば・・・

群れで暮らすコウモリのA君は
一人だと寂しいのです。

しかし、「お逃げ！」とか言って逃がす訳にもいきませんからね
その気持ちを知ってあげる事で
今いる環境を少しでも改善してあげる事や
して欲しい事など
話し合いで中間点を見出し
ふんだんに気持ちを聴いて行くのです。

人の暮らしに合わせてしまっている分
彼らの言い分にも耳を傾けてあげられる様に。
レッスンは行われてゆきます。

トイプードルのB君の同じです。

噛んでしまう理由や気持ちを聞いてあげます。

それは、オラオラなのか。
怖くて、先手必勝なのか。
小さな心が傷つかない様に、つい・・・なのか。

色んな理由が、そこにはあるのです。

日常生活レベルでは
甘やかされている。とか
我慢が出来ない。とか
言われてしまいますが

犬の方にも言い分はあるのです。

犬だって理不尽な事をされれば怒る権利はありますからね。

ただ、噛んでしまうと
命が危険にさらされるので
そこを、ジャッジなしで聴く。

これだけで、心が緩む子は存在します。

家族のある子は
その気持ちをしっかりとお伝えできますが
いない子の場合は
言った事が宙に浮かない様に
担当者が動ける範囲での対話となります。

でもね。それでも
動物たちはちゃんと感謝してくれるのです。
思うように全て行かなくても
心を添わせてくれる人間の事は理解できるのです。

健気ですよね。

今回、B君は心がフリーズ気味だったので
生徒さん二人と時々
声を掛けて様子を伺って行きたいと思います。

そして
家族のいない動物たちのためにも
彼らの声をしっかりと受け止められる
アニマル・コミュニケーターへと成長出来る様に
私も生徒さんたちと共に精進したいと思います。

 

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