男はオオカミ伝説

少し前のお話しですが

「私、何か大切にされてない気がする。(˘з˘)

と、私の奥の方から
リトルちーちゃんの声がして

「何でかな?」

って、心証を探っていると。。。
思わぬ記憶が出て参りました。


今日は歌謡曲から出来た

私の恋愛恐怖症、トラウマのお話し()

 


私は大変、躾の厳しい家庭で育ちました。
特に殿方関係には英才教育を
されて来た事があります。

それは

 

『男はオオカミ』

 

私が幼い頃。
ピンク・レディが全盛期で
大ヒット曲の『S.O.S』を聴いて
どうしても分からないフレーズがあり
母に尋ねたのです。

「ママ、男はオオカミってなぁ〜に?」

と。

母は、どんな説明をしてくれたのか
もう忘れてしまいましたが

『何かが大切にされない。』

イコール

『女の子の大切な何かが傷つけられる。』

と、雰囲気で理解したのを覚えています。

その、漠然とした不安感を抱えての
毎日、憧れのピンク・レディを
歌って踊っていたから
本人の自覚なしに
綺麗に刷り込まれて行ったのでした。

 

高校生の時は
うっかりスケジュール帳を忘れて
学校へ行ってしまうと
アドレス帳をチェックされてしまい
男の子の名前が乗ってると
いつの間にか電話をされ

 

「ウチの千夏とは、どおゆうご関係ですか?」

と、言う始末ρ`)ヤメテクレー!

「何でそんな事するのよぉ(● ˃̶͈̀˂̶͈́)⁾⁾

と、文句を言うならば

「男はね、オオカミなのよ!」

と、ドヤ顔で決め台詞。
最初は面白がってた男子君も

「お前んちのかーちゃん、どうなってんだよ」

って、、、、

お陰様で
青春時代には
男の子友達はゼロ状態ω`)

大好きな人とデートするのも一苦労だし
大人になってもこんな調子のお母さん。

お母さん、どんな男性遍歴だったのよ_:(´` ):

この「男はオオカミ」の亡霊は
いつしか私のトラウマとなり
プチ恋愛恐怖症に。

当時は殿方とお話しをする時は
怖くてめっちゃ身構えていました()

この根底にある恐怖心は
必ずしも「殿方」に反応する訳では無いので
本当に厄介でヘキヘキでしたものでした。

まあ、母なりの愛情だったのも
子供を産める歳になって
理解できた事なのですがね。

正直、大変でした()

この「男はオオカミ」を紐解くと
まだ小学校に入る前に知ってしまった
ピンク・レディのS.O.Sの「男はオオカミ」
のフレーズの解釈

「男の人は、私を大切にしてくれない。」

母のフレーズの乱用に
潜在意識さんにどっしり定着。
いつしか

「大切にされない。」

だけが、私の中で取り残されて
しまっていたんですね〜。

腹の底に、これがあると
やっぱり「大切にされない(˘з˘)
と思える出来事が生み出されて来るんですよ。

表面に出てる、見えてる現象は
過去の想念なので
今ココではない為
お掃除をしてあげれば済む事なのですが

昭和のドラマとかアニメって

『お金持ちは美人だけど、性格おブス設定』

とか

『ヒロインは貧しい家庭の子で

でも可愛いくて健気でいじめられっ子設定』

とか

結構、刷り込まれてる概念ありますよね。

歌謡曲は

可愛い女
耐え忍ぶ女
男は身勝手

『昭和おっかさん讃歌』みたいなのも
理想の女性像として賞賛されていましたしね。
繰り返し聴くし、歌うから
強固に刷り込まれて行く。

因み、私の母はあざとい悪女タイプ()

何でやねん!とも思いますが
だから、娘達には厳しかったんだろうな〜。

私の欲しい愛ではなかっただけで
とても愛されていたのだと思うのです。


選んで来た家庭環境は
ほぼ前世との繋がりですが

私の青春、、、、
ピチピチだった頃の青春、、、
修道女の様だったρ`)カエシテ〜!



今回。。。
ひょっこり顔を出した感情さんが
思わぬブロックに紐ついていて
ビックリだったのですが
私の中では、腑に落ちる事が多く
この事に気付いてからは
殿方とお話しする事が
自然になったと思います


最近、オオカミ化する殿方も
めっきり少なくなりましたが
私のリアルでの周りの殿方は
皆様、紳士的な方が多い為
トラウマもどこかへ。。。

今は殿方は
いくつになっても中2w

「愛すべきオオカミちゃん

頼りになり
チャーミングで
愛すべき存在となりました。


かなり風変わりな
面白い経験をくれた亡き母と
昭和歌謡曲へ感謝

Photo  by.塚本ダイさん

八鍬千夏Instagram