ゼンセノハナシ

今日はちょっと『前世』のお話し。

先日、撮影でアンティークのお着物を着た時
ふと。。。蘇って来た想いもあって

まぁ、物語と思って
読んで頂けると幸いでございます。

 

私は動物も人も
前世があると言う概念を
採用しています。


前世で経験した生涯は
細胞レベルで記憶されていて
切り離された物ではございません。


ですので


ヒプノセラピーや
瞑想など
軽く寝入り端の時に
蘇り易いと言われています。

私にも沢山の前世があります。

中でも多いのが
意外かも知れませんが

花魁やクルチザン
秘技を使う巫女さんとか

いわゆる、娼婦や愛人の生涯で
これは自分で知ってる物から
ヒプノセラピーで観た物まで
色々です。


『女』を生業にしていた事もあり


恋多き女から悲恋の恋まで
レパートリーは幅広でございます。




魂が違う経験をする為には
今世では『節制』や『節度』を
徹底した環境を選ぶ必要がありました。

前にも書きましたが
私の両親は異常な程
男性関係には厳しく
しらみ潰し状態で
若い頃の恋愛を潰されて参りました。


お陰様で恋愛恐怖症となり
しっかりと節制な日々を送る
ぴちぴちな二十代。


当時の私は嫌で仕方がなかったのですが
親の言う事は絶対だったので
今では笑い話しですが
大好きだった彼との結婚を
諦めた経験もあります(^^)

でも、こうやって少し高い所から
見下ろしてみると
それも計画の内の1つだったのかな?と。


さて、では。
何の計画でしょうか?


この世は二極の性質が有る様に
戦争があるから
平和の有り難さを知れて
闇があるから光がより一層
眩しく美しく感じるのです。


自由も同じ。


私の今世のテーマは
『自由』と『女性性』

でも、自由がどんな物かを知る為には

真逆の強いコントラストを
体験し続ける必要があるのですね。

最初から放任主義の両親では
自由を満喫し味わえないから。


そのメカニズムが分かって来ると
人生って上手く出来ているな〜とも
思います(^^)



先日、写真家の塚本ダイさんに
亡き叔母から頂いた
アンティークのお着物を羽織って
撮影して頂きました時

ふと、湧き上がって来た想いがあって

それは。。。

「悲恋の恋が多かったな〜(しみじみ)


でした
()


何でこんな事
思ったのかは分からないのですが
ふと、湧いて来たんですね。


でもね。


決して悲しい感じではないんですよ。


どちらかと言うと
そろそろ、自分を許してあげましょう。
的な癒しの想い。


私は幼い頃から
【女性は裸が一番美しい】って
思ってる、ちょっと変わった子で

その一方で

自分は「汚れている」と言う感覚もあって
更に
思春期は早熟ちゃんタイプだったので

『ずっと可愛いちーちゃん』

で、いて欲しかった父は
とても嫌がりましてね

心と身体のバランスを取るのが
大変だったのを思い出したんです。


そしたら


前世も含めて
全てが愛おしく思えて来たんですよ。

人はこうやって
1つずつ受け入れて
強くなって行くのでしょうね。


心の明度がワントーン
明るくなった感じです。


前世に関しては
過去の生涯を言い訳にしてしまっては

本末転倒です。

「こんな前世だったから
今はこんな状態なんだ。」

に、直結させてしまうには
よろしくありません。


前世は正しく使ってこそ
魂さんが輝きます。

 

例えば。。。。

スピ系あるある前世では
『魔女狩りにあって死にました。』
って、他の死因ないのか?
と、思うくらいオハコな前世()

「今、上手くリーディングが出来ないのは
魔女狩りにあった恐怖からなんです!」

と、おっしゃる方もあるあるで
それは、そうじゃなくて


そう信じてるから
そうなってるだけなのです。


前世の正しい使用法は


「やーん
そんなに能力高かったのぉ〜」


です。

ええ。

むしろバカっぽく()
一度やってるから
出来て当たり前の前提に変換。


それでこそ
前世の魂さんは、癒されるってものでありんす。

Photo  by.塚本ダイさん

 

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