カラッポ

今宵は、満月ですね〜。

 

私の中で最も

「空(くう)

を感じた日。

 

自分の過去の棚卸しをしてみました。

 

空、、、カラッポ。

周波数が最も響く環境。

ゼロ地点。

 

今朝、浮かんだキーワードは

「通過点」

振り返ってみると通過点は
痛みを伴うのモノの方が
鮮明ですね。

その過程の後味は
美味ではない分
胸に焼き付きます。

それは

動物としての本能。


生きる事に忠実な動物は
危険察知能力に長けています。

痛い思いをした場所は
記憶しておかないと
自分も一族も
命の危険に晒されてしまいますから。


人の場合は
少々違いますが


でも、ちょっと似ています。


私が行っている施術で
『アロマ音叉療法』
と言うものがあります。


もう、安全地帯から巣立たねばならない時
綺麗なハーモニーの音叉を鳴らさず

あえて

不協和音の耳障りな音叉を鳴らし
お身体に落とし込んで行きます。

「ここからもう、出る時ですよ。」

と、危険ではないですが
不快感から追い出されるという
気づきを頂きます。


痛みを伴う通過点は
真実へ向かう道標で
他人様からの、変化球の愛。


人は自分以外と比べないと
自分がどんな人間なのかが
分からないから

(そう、鏡がなければ自分の容姿すら
認識する事が出来ませんね)


沢山のカオスを
他人様と関わり経験させて頂きながら
軌道修正をするのです。


人と出逢って
幸せも痛みも
教えて頂くのがこの世の法則。


その振り幅は
人に深みや寛容
色気を与えてくれる
エッセンスです。


全ての過去は
『自分の真実』から外れない為の通過点。


新しいステージでも
ゴールでもなくて

『本当に還りかたった場所』

元々、足元にあった
本当の場所。


それでも通過点がウズく夜は

「私、よく頑張ったね。
ありがとう」って


あまり美味ではなかった通過点達に

感謝して
ねぎらって
嘘のない心で

ちょっとだけ振り向いて
ニッコリして
あげるのが良きですね。


Photo by.塚本ダイさん

八鍬千夏Instagram