人生初のコンテストに参加させて頂いたのは
丁度、一年前の今日。
2月16日。
ミセス/ミズ.・アースの東海エリア大会。
当時の私は年中ジーンズ又は
本気ジャージ(笑)
オバサン超越で
立派なオッサンでして
「美」とは程遠いあり様だったのです。
ですので、こちらのコンテストのお話しを
頂きました時
まず最初に頭に浮かんだ事は
「どうやってお断りしようか。」
でした。
頭の中は忙しく
あれや、これやと
出来ない理由を並べてみる。
特に人に誇れる特技なんてないし
名古屋遠いし
トラちゃん、お爺さんだし
生徒さん達とか変に思われたくないし
写真審査で落ちたらかっこ悪いし
えーーーーっと、、、、
あ!英語しゃべれんし!!
ゴタゴタと並べてみて
結局何が抵抗してたかと言うと
勝負とか
人と比べられるのとか
自信もないし。。。
何よりも怖かったんです。
「やっぱり、お断りしよう。」
って思った時
私の奥底から
「ありのまま」
と言う声が聞こえて来ました。
ハっ∑(゚Д゚)としました。
「いーじゃん。ありのままで。
英語出来ないからと言って
人としての尊厳が奪われる訳ではないし
『冥土の土産』くらいの気持ちで
気軽に楽しめば?」
って。
でね。
私はその奥底から聞こえて来る声に
耳を傾けてみる事にしたのですよ。
ヤドカリの様に
自分のテリトリーにいるのが
大好きな私としては
テリトリーから出て
人前に出るなど
かなり勇気のいった事ですが
ちょっとダメな自分も
曝け出してみようって。
初めてお顔合わせ出来たのは
お仕事が忙しくてレッスン参加できず
2/14の最終リハ。
皆様、もうすっかりお友達になられているし
ほら、あれよ。
昭和ドラマのノイズがあって
美人でセレブな人って
意地悪ってイメージが作られているから
コンテストも恐怖だったけど
完全なるアウェイで
のこのこ東京から行って
中に入れて頂けるのだろうか。。。
と言う、恐怖。
あーーーー。もーーー。って
萎え感半端なかった_:(´ཀ`」 ∠):
のですが
皆様、美人でセレブなのに
お心も美しく
第一関門、無事に通過(ほっ)
安堵感から1人震えていたのを
思い出します。
東海大会は
東急ホテルで開催されたのですが
その煌びやかでゴージャスな雰囲気に
若干、金魚が竜宮城に来てしまった感は
否めなかったのですが
ふとね。
学生の時の事を思い出したのです。
身長が170cmもある私。
良くも悪くも
ただ立ってるだけで目立ってしまう。
高身長はずっと
コンプレックだったのですが
10代の時は繁華街を歩くと
よくモデルさんのスカウトも
頂いたりもしていたのです。
家族は猛反対でしたので
「モデルさんかぁ、素敵〜」って
ちょっと憧れてはいたものの
当時は諦めたんです。
それ思い出して
そのまま置き去りに
されちゃっていた私が
すっごく喜んでくれてる気がしてね。。。
そしたら
自信のある。とか
ない。とか
もう、どっちでも良くなってました。
舞台に立って
スポットライト浴びて
ただただ
煌びやかな世界があるだけで
自信の在る、無いは
自分で決めている事なんだなって。
そして、日本大会への切符を頂き
東海エリア統括の典子さんに
「おめでとう」
って、サッシュを付けて頂いた時
すっごく温かな気持ちになったんです。
「あれ?私、輝いてもイイんだ〜」
って、心が正直に反応していました。
あんなにシノゴノ言ってたのに(笑)
『自信のある。ない。』
って、漠然と浮かび上がって来る物
な感じがしてたけど
本当はそうではなくて
「失敗したらカッコ悪い」とか
「他人様からどう思われるか」とか
案外、ショボイ所からやって来る。
そんなショボイ自分に
ぐるぐる巻にされていたけど
丁寧にぐるぐる巻解いてあげて
痛かったねぇ〜って
抱きしめてあげたら
思っていたよりも
ずっとずっと素敵な世界に
飛んでいました。
私達はみんな
自分の人生を
光輝いた物にしたい。
と、願っています。
でも
それは自分の外側にはありません。
そう
それは既に自分の内側に
生まれた時から内在しています。
『輝きたい。』
ではなく
『輝く。』
と、決めたら
そうなって行きます。
《自信のある、ないの先にある物》
それは
《自分の心に正直に生きて行く人生》
なのだと私は思います。
Photo by.塚本ダイさん
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